2017年度9月議会では、4つのテーマで一般質問をおこないました。

平和施策の充実について

7月に国連で核兵器禁止条約が採択されました。唯一の戦争被爆国である日本政府が反対し、条約に署名しません。

八幡市は、京都府下で最初に『非核平和都市宣言』をおこなった自治体として、政府へ核兵器禁止条約に署名するよう働きかけるべきだと迫りました。

しかし、市は、「国が判断されることであり、働きかけはおこなわない」という答弁でした。市民の核廃絶に背を向ける答弁は残念でした。

八幡市臨時職員の雇用条件の改善について

正規職員を削減する一方で、臨時職員の雇用が増加しています。同じ人が契約更新を繰り返して1年以上働いているのに、有給休暇が増えていませんでした。

この間、議会で取り上げるなかに、ようやく今年度から1年以上働いている371人の臨時職員に、勤務年数に応じて有給休暇を増やす改善をおこなったという答弁がありました。一歩前進しました。

介護保険料の引き下げについて

来年度、介護保険料の改定がおこなわれます。2000年度から始まった介護保険制度は、保険料の基準額が2倍になるなど高齢者にとって重い負担となっています。

介護保険特別会計の基金を活用して、保険料の引き下げを求めました。

市は、「介護保険事業計画策定委員会において給付バランスも踏まえ、基金の活用を含めて検討する」と答弁しました。

プラスチックごみの回収について

2015年1月からスタートしたプラスチックごみの回収は、宇治市、城陽市、久御山町、宇治田原町、井手町は毎週回収しています。

城南衛生管理組合(3市3町で構成)のなかで、八幡市だけが隔週回収となっています。

自治会からも毎週回収してほしいという要望が出ています。市に対して実施時期を示せと迫りましたが、市は現時点では時期は未定と答えました。